ふくおかけん。自分の中でうまいと感じる食べ物。
小学生の頃の給食の味が、大人になってからとても懐かしい。思い出の味である。
思い出深い食べ物の一つが、くじらの肉である。今は、調査捕鯨でしか、くじらを捕獲する事が出来ないので、くじらの肉は高級食材となってしまい、ほとんど食べる機会がなくなってしまった。
給食のメニューの中で、ミートソースとソフト麺のセット以外に好きなものにあげられるものといえば、くじらの甘露煮である。
給食のくじら料理のなかで、もっとも好きであった。甘辛さがとてもよかった記憶が今も残っている。
本日の主役は、このかたである。

その名は、肉うどん 柴山。
小倉南区葛原に昔からあるうどん屋さんである。
店構えは、民家のなかにとけこんであり、のれんと営業中の看板がなければ、うどん屋さんどころか、何かのお店なのかすら気付かないであろうたたずまいと言ったところである。
小倉の肉うどんは、こういったところが、いかした魅力のひとつであろう。

入口横に置かれてある壺がなんとも渋い。貫禄があり堂々としている。
店の名前が思い出せない時は、壺のうどん屋、壺どき等の呼び名で、自分たちの間では通じている。
ここの肉うどんの特徴と言えば、見た目とおりにインパクトのあるゴロゴロ肉である。
味と言えば、冒頭で給食のくじら肉の話をしたが、くじらの甘露煮というより、大和煮の缶詰めに似た味である。
甘くて、見た目に反してとても柔らかく、これまた癖になる味の一つである。
小倉肉うどん。どこが一番うまいかと聞かれれば、人それぞれ好みがあるであろうが、この肉うどん柴山も数あるうどん屋の中でも外せないお店の一つではないであろうか。


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